1:2023/05/29(月) 17:36:15.82ID:bzj+WLub0●
5月28日に東京競馬場でおこなわれた第90回日本ダービー(GI・芝2400m)は、4番人気のタスティエーラが
優勝し、2020年に生まれたサラブレッドの頂点に立った。
競馬場を訪れた観客は7万人超。地鳴りのような歓声のなか、「競馬の祭典」にふさわしい熱戦が繰り広げ
られたが、その一方では痛ましい事故も起きた。
2番人気に推されていたのは、3連勝で前哨戦の青葉賞を制したスキルヴィング。名手・ルメールが騎乗す
ることもあり期待されたが、最後の直線半ばで急に失速。ほかの馬たちから大きく引き離され、17着で歩く
ようにゴールした後、1コーナー付近でルメールが下馬。その直後、もんどり打って倒れてしまった。同馬は
その後、馬運車で運ばれたが、死亡。JRAは「競走中に急性心不全を発症」と発表した。
中略
心不全は、サラブレッドが“究極のアスリート化”していることも一因ではないかという説があります。近年、
育成技術が発達し、日本のサラブレッドのレベルは世界一とも言われますが、その分、競走馬の体にかか
る負担は大きくなっています。飼い葉(馬の食事)も改良が重ねられ、以前よりカロリー価の高いものを与え
なければいけなくなり、それが心不全の一因であるとも言われています」(前出・競馬ライター)
晴れの舞台で起きた悲劇に、多くの人が心を痛めており、SNSには
《レースを全うして 騎手が降りるまで倒れんかった姿が 涙しか出ん》
《最後まで頑張って走り切ってくれた彼が、天国でめいっぱい幸せに過ごせますように。どうか安らかに》
など、死を悼む声があふれている。だが、なかには
《競馬ファンは競馬こそ最悪の動物虐待だと思わないのかな》
などの意見も少なくない。
ゲーム『ウマ娘』の影響で、若い層の競馬ファンが増えつつあるなか、厳しい現実を目の当たりにした――と
も言えるかもしれない。
https://news.livedoor.com/article/detail/24325550/